年間回収率100%以上を目指す「回収率100%以上のデータ集」
前回中山ダート1800mの芝ダート替わりで狙えるデータを集めてみましたが、今回は阪神ダート1800mの芝ダート替わりで狙えるデータを紹介したいと思います。
 
先ずは前走芝とダートで比較して見ましょう。
※データは全て2015~2017年の3年分のデータです。
| 前走コース | 
勝率 | 
連対率 | 
複勝率 | 
単回収値 | 
複回収値 | 
| 芝 | 
4.2% | 
8.9% | 
14.6% | 
98 | 
60 | 
| ダート | 
8.0% | 
15.8% | 
23.4% | 
95 | 
76 | 
 
早速ガッカリされるかもしれませんが(笑)成績だけ見ると、全ての成績において前走ダートの方が芝を上回っています。基本的には狙えない?しかし単勝回収率は98%と前走ダート組より若干上回っている事。
また、今回集計した前走ダートを使った馬は1540頭に対して前走芝は638頭。それで単回収率は互角なので、高配当を演出する馬が引きやすいとも言えます。
 
では、ここから回収率100%以上のデータを紹介していきたいと思います。
 
 
 
 
芝ダート替わりで回収率100%以上の種牡馬
| 種牡馬 | 
勝率 | 
連対率 | 
複勝率 | 
単回収値 | 
複回収値 | 
| ワークフォース | 
15.8% | 
26.3% | 
36.8% | 
286 | 
75 | 
| ゼンノロブロイ | 
9.5% | 
19.0% | 
23.8% | 
84 | 
125 | 
| キングカメハメハ | 
3.3% | 
13.3% | 
26.7% | 
5 | 
131 | 
先ずは種牡馬編から。精度を上げる為、レース機会数が15回以上の種牡馬に絞っています。
トップはワークフォース。
未勝利戦のカテゴリーで唯一勝率10%超え。単回収率も286%と芝ダート替わりで最も輝く種牡馬といえそうです。
種牡馬で括るとなかなか回収率100%を超えてくる馬が出ずらいのですが、複回収率ならゼンノロブロイ、キングカメハメハ産駒が優秀。
 
どちらも複勝率20%を超えています。ゼンノロブロイ産駒は複勝で最低オッズ3~4倍、キングカメハメハ産駒複勝最低オッズ1.5~4倍辺りが狙い目です。
 
芝ダート替わりで回収率100%以上の前走コース
| 前走コース | 
勝率 | 
連対率 | 
複勝率 | 
単回収値 | 
複回収値 | 
| 小倉・芝1800 | 
6.6% | 
13.2% | 
21.1% | 
393 | 
108 | 
| 阪神・芝1800外 | 
4.5% | 
6.8% | 
9.1% | 
174 | 
69 | 
| 京都・芝1800外 | 
6.5% | 
11.3% | 
19.4% | 
99 | 
100 | 
次は前走コース別成績です。レース機会は30回以上に絞っています。
関西圏の競馬場だけあって、成績がいいのは全て関西よりのコース。また、特長として距離は同じ1800mというのもポイントです。
 
最も回収率が高いのは前走小倉芝1800m。前走の成績をみると、10着以下の馬がガッツリ単勝回収値を上げており、勝率6.8%と全体の成績とほぼ同じ。逆に前走掲示板に入っている馬は殆ど該当馬はいないのですが、出てくると勝率6割以上。
 
なかなかお目にかかれませんが、そういう馬が居たら要注意です。また、複勝狙いなら前走4コーナー通過順5番手以内で来た馬がオススメです。
 
阪神芝1800mは一応単回収率100%超えですが、他のデータと組み合わせづらいので、狙い撃ちするのは正直難しいです。
 
京都芝1800m組は狙いは複勝。小倉と同じく4コーナー時点で5番手以内にいた馬が好調。芝で先行できた馬は複勝狙いで面白いと思います。
 
芝ダート替わりで回収率100%以上の前走4コーナー位置取り
| 前確定着順 | 
勝率 | 
連対率 | 
複勝率 | 
単回収値 | 
複回収値 | 
| 前走2着 | 
0.0% | 
62.5% | 
100.0% | 
0 | 
165 | 
| 前走3着 | 
18.8% | 
50.0% | 
56.3% | 
67 | 
89 | 
| 前走4着 | 
17.6% | 
47.1% | 
58.8% | 
45 | 
80 | 
| 前走5着 | 
11.1% | 
11.1% | 
44.4% | 
24 | 
87 | 
| 前走6~9着 | 
5.5% | 
10.6% | 
17.1% | 
102 | 
74 | 
| 前走10着~ | 
2.1% | 
3.4% | 
6.4% | 
107 | 
48 | 
最後は前走着順別成績です。
前走2着馬は過去3年で8頭該当馬が居ましたが、【0-5-3-0】と複勝率100%。めったにお目にかかれませんが、見かけたらチェックは入れておくべきでしょう。
 
現実的なのが前走6~9着馬。
 
成績は【11-10-13-165】で頭数も多く、単回収率も102%と見かける機会は多いです。
更にこのデータを絞って狙えそうな条件を出しました。
それは、単勝オッズ4~10倍で克つ前走勝ち馬から0.6~0.9秒差で負けた馬
| 着別度数 | 
勝率 | 
連対率 | 
複勝率 | 
単回収値 | 
複回収値 | 
|  5- 2- 1-13/21 | 
23.8% | 
33.3% | 
38.1% | 
183 | 
90 | 
この条件なら、5頭に1頭が勝ちあがり、現実的に単勝が買いやすいオッズで、十分プラスになる成績です。こういう馬はかなり美味しいと思います。
 
阪神ダート1800m未勝利戦 芝ダート替わり まとめ
 
如何でしたでしょうか。最初のデータで基本的には前走芝組は敬遠でいいと思いますが、例外が幾つか存在する事もご理解いただけたかと思います。
 
感覚としては、今回の条件に当てはまっていなければ、切り易くなりますし、当てはまっていれば買い目に追加すればよし。該当する馬は結構少ないと思うので、点数もそんなに増える事はないでしょう。
 
是非このデータを有効に使って頂ければ幸いです。