年間プラス収支を目指すデータ集「回収率100%の間」
今回は前走コース別成績を出してみます。調べてみると意外とこのデータ使えそうです。
先ずは、京都ダート未勝利戦で単勝回収率100%以上の前走コース別成績を見てみましょう。
集計期間は2015年~2017年の3年間。レース機会数50回以上のものを選んでいます。
前走コース | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 |
京都・芝2000 | 5- 3- 4- 52/ 64 | 7.80% | 12.50% | 18.80% | 227 |
阪神・芝1600外 | 9- 3- 8- 65/ 85 | 10.60% | 14.10% | 23.50% | 207 |
阪神・芝1400 | 1- 5- 3- 80/ 89 | 1.10% | 6.70% | 10.10% | 190 |
京都・ダ1400 | 48- 44- 40- 392/ 524 | 9.20% | 17.60% | 25.20% | 122 |
京都・芝1400 | 6- 4- 3- 57/ 70 | 8.60% | 14.30% | 18.60% | 110 |
京都・ダ1800 | 50- 59- 61- 440/ 610 | 8.20% | 17.90% | 27.90% | 107 |
阪神・芝1800外 | 5- 7- 4- 61/ 77 | 6.50% | 15.60% | 20.80% | 105 |
より実用的なデータを採用したかった為、レース機会の多いデータを取ってみたのですが、やはり前走関西圏で走った馬が上位に来ていますね。
特長的なのは京都ダート1400mと1800m以外は全て芝コースという事。
芝からダート代わりはもっと調べれば確度の高いデータが得られそうです。
もう一つ気になるのは件数が非常に多い京都ダート1400mと1800mだけでも単勝回収率が100%を超えていること。
今回は前走京都ダート1400mと1800mにスポットを当てて更に調べていきます。
前走京都ダート1400m
先ずは 前走京都ダート1400mです。
条件はそのままに前走着順別の成績を見て見ましょう。
前確定着順 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
前走2着 | 22.60% | 45.20% | 56.50% | 58 | 84 |
前走3着 | 15.70% | 37.30% | 58.80% | 95 | 96 |
前走4着 | 16.00% | 30.00% | 34.00% | 93 | 67 |
前走5着 | 10.40% | 12.50% | 27.10% | 87 | 110 |
前走6~9着 | 3.50% | 9.20% | 14.10% | 92 | 113 |
前走10着~ | 4.20% | 5.40% | 8.40% | 201 | 71 |
どうやら単勝回収率を押し上げていたのは前走10着以下の人気薄が押し上げていたようです。
オッズ別で見てみると、殆どが単勝100倍以上で勝率0.9%と実用的ではないですが、稀に単勝5.0~15.0倍に収まった時はほぼほぼプラスになるので見かけたら勝負です。
見ていて実用的なのが前走3着馬と前走5~9着
前走3着馬は成績も良く、単複回収率も95%前後と優秀。前走ダート1400m3着馬の今走の距離別成績は、、、
距離 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単勝回収値 | 複勝回収値 |
1200m | 0.00% | 28.60% | 57.10% | 0 | 78 |
1400m | 18.60% | 39.50% | 60.50% | 113 | 101 |
数字を落としていたのは京都ダート1200mだったようです。最もオススメは前走1400mの複勝。複勝率60%と高い数字を誇りながら回収値は100%を超えてきました。単純で克つ効果的。前走京都ダート1400mで3着だった馬が同距離に参戦してきたら、複勝狙いが最有力です。