年間プラス収支を目指す「回収率100%の間」
今回は前回の続きで京都ダート未勝利戦で前走コースから回収率100%のデータを紐解いていきます。
前回のブログで京都ダート1400mと京都ダート1800mを使った馬は件数も多い中、単勝回収率が100%を超えていた事からもっと紐解いていこう、という事で前回は京都ダート1400mについて調べました。
今回は前走京都ダート1800mについて調べてみます。
前走京都ダート1800m
データは前回と同じく2015年~2017年の3年間となります。
前確定着順 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 | 単回収 | 複回収 |
前走2着 | 12- 22- 10- 32/ 76 | 15.8% | 44.7% | 57.9% | 25 | 75 |
前走3着 | 16- 9- 6- 36/ 67 | 23.9% | 37.3% | 46.3% | 102 | 103 |
前走4着 | 5- 6- 8- 29/ 48 | 10.4% | 22.9% | 39.6% | 61 | 87 |
前走5着 | 4- 9- 6- 35/ 54 | 7.4% | 24.1% | 35.2% | 87 | 82 |
前走6~9着 | 8- 8- 24-158/198 | 4.0% | 8.1% | 20.2% | 193 | 139 |
前走10着~ | 4- 5- 7-146/162 | 2.5% | 5.6% | 9.9% | 60 | 122 |
先ずは前走着順から。
回収率をみると、前走1400mと同じく前走3着馬と6~9着馬が回収率100%超え。前走3着馬は複勝率は前走1400m3着馬より劣りますが、勝率では上回っており、回収率は単複ともに100%超え。これはもっと調べたほうがいいでしょう。
単勝オッズでみると2.0~10.0倍以内に勝ち星が集中。16勝の内14勝がこのオッズ内で収まっていました。
逆に10倍以上の場合は勝ち馬がいないものの複勝なら回収率100%を超えていましたので、前走3着という実績以上に高いオッズが期待できる着順は注目です。
前走京都ダート1800m3着だった未勝利馬の今走の京都ダート距離別成績も確認しましたが、その殆どが京都ダート1800mだったので割愛。まれに1400mに距離短縮で参戦している馬がいましたが、まったく振るいませんでした。