年間回収率プラス収支を狙っていく為の「回収率100%のデータ集」
今回は東京ダート未勝利戦で前走勝ち馬から1秒以上離された馬で買えそうなパターンを探ってみました。
※データは全て2015~2017年のデータを採用しています。
先ずは、前走勝ち馬とのタイム差が1秒以内だった馬と1秒以上掛かった馬の成績を比較してみましょう。
| 前走タイム差 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収値 |
複回収値 |
| 負0.0~0.9 |
14.6% |
27.5% |
37.9% |
68 |
77 |
| 負1.0~ |
3.0% |
6.9% |
11.7% |
57 |
67 |
1秒以上負けると一気に成績が落ちるのが判るかと思います。とは言え、回収率を比べてみると、そんなに負けていない印象。さらにここから、1秒以上負けた馬で変えそうなゾーンを探っていったところ、下記の数字に落ち着きました。
| 前走タイム差 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収値 |
複回収値 |
| 1.0~1.5 |
6.10% |
11.50% |
19.40% |
53 |
81 |
1秒~1.5秒内に収まっていれば、複勝率が19.4%あり、1秒以内に負けた馬の勝率を上回り、更に複勝回収率が81%と単勝1番人気の馬の回収率に近くなってきました。
また該当件数も392件あるので、データとして十分。ここから更に削って回収率100%で使えそうなデータを探っていきます。
| 前走着順 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収値 |
複回収値 |
| 前5-7着 |
7.1% |
12.9% |
25.2% |
92 |
107 |
先ずは前走の着順から。前走5~7着までなら単回収率92% 複回収率107%と共に優秀な数字になってきました。
前走コースは今回と同じく東京ダート1600mを続戦してきた場合、更に馬券に絡んだ馬の殆どは4枠より外枠に入った馬でした。
| 前走4角 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収値 |
複回収値 |
| 1~5番手以内 |
9.8% |
13.8% |
24.40% |
100 |
92 |
次に前走の4コーナー位置取り。前走5番手以内であれば、単回収率が100%、複回収率も92%と狙える数字に。
前走4コーナー5番手以内の該当馬は123件で今走4コーナー3番手以内に付けられれば、、、
| 4角位置 |
勝率 |
連対率 |
複勝率 |
単回収値 |
複回収値 |
| 1~3番手以内 |
20.5% |
22.7% |
29.50% |
254 |
137 |
勝率20%とかなり美味しくなります。総件数は44件なので、3頭に1頭は3番手以内につけてくれます。前に行ってくれそうなヤネ、枠次第では十分狙える数字になっています。
因みに前走コースで狙えるのは東京ダート1600mか新潟ダート1800mである事。
中山ダート1800mは前走先行しても、勝ち馬は殆ど出ておらず、狙えたとしても複勝まで。中山ダート1800mで5番手以内にても、狙わない様注意してください。